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マゼール Lorin Maazel

世界大百科事典 第2版の解説

マゼール【Lorin Maazel】

1930‐
アメリカ指揮者。パリ郊外に生まれ,アメリカのピッツバーグで教育を受ける。少年時代から一流楽団を指揮,〈神童〉といわれた。1951年イタリアに留学。60年30歳の若さでバイロイト音楽祭に登場し,《ローエングリン》を指揮して注目された。65年ベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督就任ベルリン放送交響楽団の首席指揮者を兼務。72年からはクリーブランド管弦楽団の音楽監督。さらに82年ウィーン国立歌劇場の総監督に就任。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マゼール
まぜーる
Lorin Maazel
(1930―2014)

アメリカの指揮者。パリ近郊ヌイイ生まれ。ピッツバーグで育ち、1945年バイオリン奏者としてデビュー。ピッツバーグ交響楽団の副指揮者を経てイタリアに留学、頭角を現して1960年、30歳でバイロイト音楽祭に登場した。以来、ベルリン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ、クリーブランド管弦楽団、ウィーン国立歌劇場などの音楽監督を歴任、カラヤンに続く世代の指導的な指揮者の一人という評価を得るに至った。1976~1990年フランス国立管弦楽団首席客演指揮者、ついで音楽監督、1988~1996年ピッツバーグ交響楽団音楽監督、1993~2002年バイエルン放送交響楽団首席指揮者、2002年からニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団音楽監督。1963年(昭和38)ベルリン・ドイツ・オペラに同行して初来日。ダイナミックな演奏で知られたが、年とともに柔軟さを加え、叙情性を重視する傾向を強めた。ロマン派・近代音楽を主たるレパートリーにしていた。[岩井宏之]
『吉田秀和著『吉田秀和全集13 音楽家のこと』新装復刊版(2001・白水社)』

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