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マツモムシ(松藻虫) マツモムシback swimmer

世界大百科事典 第2版の解説

マツモムシ【マツモムシ(松藻虫) back swimmer】

半翅目マツモムシ科の昆虫(イラスト)。マツモなどの水草の生えた水中にすむことから名付けられたものであろう。また腹面に多量の空気を蓄えているため,浮心が重心より腹側にあるため腹を上にして泳ぐので,欧米では背泳ぎ虫と呼ばれている。黄色に大きな黒斑のあるボート形の虫で,体長13mm内外,後脚はオール状で長く,発達した遊泳毛列を備える。水中に潜って,前方の4本の脚で水草などに静止するが,ふだんは水面に浮かんで,前・中脚端と尾端を水面につけ,体は水中で斜めに保たれている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のマツモムシ(松藻虫)の言及

【毒虫】より

…また細菌類をまきちらす不潔なハエ類やゴキブリ類は不快害虫として一般には毒虫扱いをされる。そのほかつかまえると口吻(こうふん)で刺されるので痛い,サシガメやマツモムシなどのように反射的行動をとるものもときに恐れられ,また,病原菌を媒介するものもある。害虫不快昆虫【長谷川 仁】。…

※「マツモムシ(松藻虫)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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