マヌア諸島(読み)マヌアショトウ(英語表記)Manua Islands

デジタル大辞泉 「マヌア諸島」の意味・読み・例文・類語

マヌア‐しょとう〔‐シヨタウ〕【マヌア諸島】

Manua南太平洋アメリカ領サモアに属する諸島。首都パゴパゴがあるツツイラ島の東約90キロメートルに位置する。主島タウ島オロセガ島オフ島の3島からなる。主な集落タウ西岸のルマ。

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改訂新版 世界大百科事典 「マヌア諸島」の意味・わかりやすい解説

マヌア[諸島]
Manua Islands

南太平洋,アメリカ領サモアに属する火山島群。タウ島,オロセガ島,オフ島よりなる。総面積57km2人口1400(2000)。主島はタウ島(面積44km2,人口1300,1980)で,標高約1000mの山がある。肥沃な土壌に恵まれ,島民タロイモ,パンノキ,バナナ,ココヤシを栽培し,ココヤシから取るコプラ生産・販売で現金収入を得る。1722年オランダの航海者によって発見され,1899年アメリカの保護下に置かれた。1911年アメリカの正式な領土となる。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マヌア諸島」の意味・わかりやすい解説

マヌア諸島
まぬあしょとう
Manua Islands

南太平洋、ポリネシア西部、アメリカ領サモアに所属する島々。アメリカ領サモアの主島ツツイラ島の東約90キロメートルにある。人口1378(2000)。タウTau島(44平方キロメートル)、オロセガOlosega島(5平方キロメートル)、オフOfu島(4平方キロメートル)からなる。諸島の主島、タウ島の最高点の標高は1000メートル、西岸に中心集落ルマLumaがある。タロイモ、ヤムイモカカオを産する。

[大島襄二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マヌア諸島」の意味・わかりやすい解説

マヌア諸島
マヌアしょとう
Manua Islands

南太平洋,アメリカ合衆国領サモア東部の島群。タウ,オフ,オロセガの3島から成る。中心地は主島タウの西岸にあるルマ。コプラを産する。面積 57km2。人口 1714 (1990) 。

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世界大百科事典(旧版)内のマヌア諸島の言及

【サモア[諸島]】より

…総面積2842km2,人口16万7000(1996),首都はウポル島北岸のアピア。一方,分離以来今日まで合衆国に領有されている東のアメリカ領サモアは,良港で主都のパゴ・パゴのある主島トゥトゥイラ島およびその東のマヌア諸島などの小島から成る。総面積197km2,人口5万9000(1996)。…

※「マヌア諸島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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