マヒシャ(読み)まひしゃ

世界大百科事典(旧版)内のマヒシャの言及

【ダシャハラー】より

…最終日には神像を川で沐浴させる場合もある。これはドゥルガー女神が,あらゆる男神たちから武器を贈られて,神々をも苦しめた水牛の魔マヒシャを殺した故事によるという。またこの時期はラーマが羅刹ラーバナを倒した時ともいわれ,9日目のしめくくりの日には,ラーマを記念した祭りを行う場合が多い。…

【マイソール】より

…熱帯高地特有の快適な常春の気候に恵まれ,年降水量も810mmと少なく半乾燥気候に属する。かつてチャームンダー神(シバ神の妃ドゥルガーと同じ)が,ここを支配していた水牛の頭をもつ魔神マヒシャを退治したという伝承があり,地名はそれにちなむマヒシャブール(〈水牛の町〉の意)に由来する。市の南東方にあるチャームンディー山(標高約1150m)は同神に由来し,その頂上には同神にささげられたチャームンディー・シュワリー寺院が,またその中腹にはシバ神の乗物である牡牛(ナンディン)の巨大な石の彫像があり,ヒンドゥー教徒の重要な巡礼地となっている。…

※「マヒシャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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