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マリアの被昇天 マリアのひしょうてんAssumption

翻訳|Assumption

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マリアの被昇天
マリアのひしょうてん
Assumption

キリスト教美術の主題。聖母マリアの死後,その霊魂と肉体がともに天にあげられたとする教義に基づく。初期中世およびビザンチン美術では,「マリアの死」の場面の一部として天に運ばれる聖母の霊を描いたが,ロマネスク以降は,いったん葬られたマリアがからの石棺をあとに昇天し,弟子たちが地上にあってこれを仰ぐという構図が次第に一般的となった。イタリアでは特に,聖母が聖トマスにその帯を投げ与えたという伝承が強く,それも描き添えられた。この図像はしばしば「マリアの無垢受胎」の図像と混同される。作品例はル・マン大聖堂のステンドグラス (12世紀) ,ルーベンス,アウクスブルク美術館 (1618/20) など。

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