マルウエア(読み)まるうえあ(英語表記)malware

翻訳|malware

デジタル大辞泉 「マルウエア」の意味・読み・例文・類語

マルウエア(malware)

コンピューターウイルスをはじめとする有害なソフトウエア総称ワームスパイウエアに加え、はじめから不正アクセスなどの犯罪目的で作られたクライムウエアを含む。不正ソフトウエア不正プログラム悪意あるソフトウエア。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「マルウエア」の解説

マルウエア

悪意を持って作成されたソフトウエアのこと。malは「悪の」という意味接頭辞コンピューターウイルス、スパイウエアなど、被害を起こすことを目的に作られた有害なソフトを総称したもの。海外のセキュリティーソフトメーカーなどを中心に使用されている言葉だが、日本ではこれらをまとめて「ウイルス」と呼ぶことが慣習化しており、マルウエアという呼称定着を困難にしている。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「マルウエア」の解説

マルウエア

「malicious(悪意ある)software」の略称で、ウイルス、スパイウエアなど、他者に被害を与える目的で作られたソフトウエアの総称です。「クライム(犯罪)ウエア」などと呼ばれることもあります。
⇨コンピュータ・ウイルストロイ木馬
ボット/ボットネット、ワーム

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

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