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マルガリトーネ Margaritone d'Arezzo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マルガリトーネ
Margaritone d'Arezzo

[生]1230頃
[没]1300頃
イタリアの画家。アレッツォで活躍。コッポ・ディ・マルコバルドやグィード・ダ・シエナと同時代人。自分の作品に署名した最初の画家の一人。聖フランシスコ伝や聖母子像などの宗教画を残した。主作品はアレッツォのサンタ・マルガリタ聖堂の祭壇画 (ロンドン,ナショナル・ギャラリー) 。

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世界大百科事典内のマルガリトーネの言及

【トスカナ[州]】より

…いずれの画家たちもビザンティン様式を基盤としているが,ピサ,ルッカ,アレッツォ,フィレンツェなど,商業活動による経済的興隆を背景に,フランチェスコの教えに鼓吹された人間的な宗教感情や新鮮な自然観に呼応した絵画を創出した。アッシジでも活躍したピサのジュンタGiunta Pisano(1229‐54活動),ルッカのベルリンギエリ家(ベルリンギエリ)や,シエナのグイードGuido da Siena(生没年不詳)は,劇的で荘厳な表現に,親近感のある細部描写を交えたキリスト磔刑図や聖人伝の板絵を,またアレッツォのマルガリトーネMargaritone d’Arezzo(生没年不詳)は洗練された優雅な聖母子像を描いた。やや遅れてフィレンツェでは洗礼堂大天井のモザイクがフィレンツェ絵画の誕生をもたらす契機となり,13世紀末にチマブエが現れ,造形的人間像を現出させ,シエナのドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャは絵画的美を追求して,それぞれフィレンツェ派とシエナ派の礎を築いた。…

※「マルガリトーネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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