マルコム ヤング（英語表記）Malcolm Young

現代外国人名録2016

マルコム ヤング
Malcolm Young

職業・肩書

ロック・ギタリスト

国籍

オーストラリア

出生地

英国

グループ名

グループ名=AC/DC

経歴

1974年弟のアンガスらと共にハードロックバンド、AC/DCを結成し、リズムギターを担当。’75年アルバム「ハイ・ヴォルテージ」でデビュー、オーストラリアのヒットチャート1位を獲得。’76年には米国アトランティックレコードと契約を交わしてアルバム「悪事と地獄」を発表した後、’77年初の米国ツアーを敢行、’78年にはワールドツアーで成功を収め、世界規模のバンドへと成長。’79年アルバム「地獄のハイウェイ」が米国でもヒットするが、’80年カリスマ的な人気を誇ったボーカリストのボン・スコットが急死。同年ボンの後任としてブライアン・ジョンソンを迎えて制作したアルバム「バック・イン・ブラック」が爆発的な人気を呼び、全世界で4000万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。以後もメンバーチェンジを繰り返しながらもコンスタントに作品を発表し、’90年の「レイザーズ・エッジ」が全英4位、全米2位にランクインするなど名実共にナンバーワンのハードロックバンドの座に君臨し、多くのハードロック、ヘビーメタル、ガレージロック系のアーティストに多大な影響を与える。2000年アルバム「スティッフ・アッパー・リフ」を発表。2004年彼らの功績を称え、地元オーストラリア・メルボルンのプロビデンス通りがAC/DC通りに改名された。アルバム・セールスは全世界で1億5000万枚を超える。他のアルバムに「征服者」「悪魔の招待状」「ボールブレイカー」「悪魔の氷」などがある。1981年初来日。2001年には約20年ぶりとなる来日公演を開催。2010年には9年ぶりの来日公演を行う。

出典　日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」