マルセル カシャン(英語表記)Marcel Cachin

20世紀西洋人名事典 「マルセル カシャン」の解説

マルセル カシャン
Marcel Cachin


1869.9.20 - 1958.2.12
フランスの政治家。
元・ボルドー高等学校哲学教授,フランス上・下院議員。
パンポル(ブルターニュ)生まれ。
1900〜’15年ボルドーの高等学校(リセ)で教鞭をとる。その間フランス労働党に入党、ボルドー市議会議員となる。’05年統一社会党結成に参画。パリ市議会議員を経て、’14年下院議員に選出される。機関紙「ユマニテ」の編集スタッフに加わり、’18年から死去するまで主筆をつとめる。’20年社会党が分裂、共産党創設に指導的役割を演ずる。’35年共産主義者として最初のフランス上院議員となる。’46年下院議員に再選、’58年死去するまで代議士をつとめる。’59年「Marcel Cachin vous parle」が出版される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android