マルティン シュワルツシルト(英語表記)Martin Schwarzschild

20世紀西洋人名事典 の解説

マルティン シュワルツシルト
Martin Schwarzschild


1912.5.31 -
米国の天文学者
プリンストン大学教授
ポツダム(ドイツ)生まれ。
天文学者で数学家のカール・シュヴァルツシルトの第2子として生れた。1935年にゲッティンゲン大学より天文学の博士号を取得し、米国に移住、帰化した。’40年コロンビア大学の天文学の講師となり、助教授を経て’47年に教授に就任した。’51年からプリンストン大学でヒギンス天文学教授の職にある。全米科学アカデミー、アメリカ天文学会のメンバーで、’70〜72年まで後者会長を務めた。主として恒星進化論の分野で活躍した。主著に「恒星の構造と進化」(’58年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android