マレクラ[島](英語表記)Malekula Island

世界大百科事典 第2版の解説

マレクラ[島]【Malekula Island】

南西太平洋,バヌアツ共和国で2番目に大きな島。面積2023km2,人口1万9000(1989)。住民はメラネシア人で,かつては内陸部に住んでいた人々も現在はほとんど海岸部に移り住んでおり,ヨーロッパ人との接触の歴史は古い。内陸部はうっそうとした森林地帯で,現在でも約250人の,キリスト教を拒否している人々が住んでいる。このうち南部の人々はスモール・ナンバスと呼ばれている。ナンバスとはピジン・イングリッシュでペニス・ケースのことであり,ヨーロッパ人のココヤシ農園主が男たちのつけているバナナの葉で作ったペニス・ケースを見て,彼らをスモール・ナンバスと呼んだ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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