マーサズビンヤード島(読み)マーサズビンヤードとう(英語表記)Martha's Vineyard Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マーサズビンヤード島」の意味・わかりやすい解説

マーサズビンヤード島
マーサズビンヤードとう
Martha's Vineyard Island

アメリカ合衆国,マサチューセッツ州南東端,コッド岬南方約 6km沖合いにある島。かつては漁港,捕鯨基地であったが,現在は夏の保養,観光地。長さ約 32km,幅3~16km。島の大部分大陸氷河の末端モレーンで,最高地点約 94m。 1642年から白人移住が始り,一時は鯨油原料に使う世界最大のろうそく工場があった。その後捕鯨業の衰退とともに衰微。植民地時代の建物と集落,ヨットハーバーなどがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android