コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マー・ワラー・アンナフル Mā warā’ al‐Nahr

1件 の用語解説(マー・ワラー・アンナフルの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

マー・ワラー・アンナフル【Mā warā’ al‐Nahr】

アラブの侵入期およびアラブ支配時代(8~9世紀)にアラブがブハラサマルカンドを含むアム・ダリヤ以北のオアシス定住地帯を呼んだ名称。アラビア語で〈川(アム・ダリヤ)のかなたの地〉を意味する。西方世界でのこの地方に対する呼称トランソクシアナTransoxiana,すなわち〈オクスス川(アム・ダリヤ)のかなたの地〉と同義である。これに対し,シル・ダリヤ以北の遊牧地帯はトルキスタン,すなわちペルシア語で〈トルコ人の住地〉と呼ばれたが,10世紀末に始まるカラ・ハーン朝マー・ワラー・アンナフル支配以後,この地方に徐々にトルコ人が流入して,従来ペルシア語の用いられていたこの地方をトルコ化した結果,現在ではこの地方をもトルキスタンと呼び,マー・ワラー・アンナフルという用語は,いわばこの地方に対する雅称として用いられている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

マー・ワラー・アンナフルの関連キーワードアラビア語アラブ人アラブ連盟アラビア馬アラビア人アラブアングロアラブ汎アラブ主義アラブレーベウエアラブル

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone