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ミズダニ(水蜱) ミズダニwater mites

世界大百科事典 第2版の解説

ミズダニ【ミズダニ(水蜱) water mites】

節足動物門蛛形(ちゆけい)綱ダニ目のうち水中生活をするダニの総称。体長0.3~2.2mm,赤色,黄色,赤褐色,緑色,無色などさまざまな色のものがある。第3脚と第4脚に長い毛が生えていて,それを使って巧みに泳ぐ。川,湖沼,泉などにすみ,他の虫を捕食して生活するが,幼虫時代はトンボ,ユスリカ,アメンボなどに寄生し空中生活をするものが多い。日本に百数十種が知られている。【青木 淳一】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のミズダニ(水蜱)の言及

【ダニ(蜱∥蟎∥壁蝨)】より


[生活史]
 受精に際して正式の交尾を行うのはハダニ,コナダニホコリダニ,ウモウダニなどに限られ,他のほとんどのダニは精包(精莢(せいきよう)とも呼ばれ,精子の入った袋)の受渡しという手段をとる。ヤドリダニ類では口器(鋏角)を用い,ミズダニでは第3脚を用い,雄が雌の生殖口に精包を入れるが,ササラダニでは雄が精包を置きっぱなしにし,雌があとでこれを拾う。卵からかえった幼虫は若虫を経て成虫になるのがふつうであるが,若虫の段階がないもの(ホコリダニ),若虫が1期しかないもの(ツツガムシ,マダニ),第1若虫と第2若虫があるもの(ハダニ,イエダニ),第1・第2・第3若虫があるもの(ササラダニ,コナダニ)がある。…

※「ミズダニ(水蜱)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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