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ミツマタ(三椏) ミツマタ paper‐bush

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世界大百科事典 第2版の解説

ミツマタ【ミツマタ(三椏) paper‐bush】

枝が3本に分かれ花が黄金色のジンチョウゲ科の落葉低木(イラスト)。和紙の原料木および花木として栽培される。漢名は結香,黄瑞香。高さ1~2m,7月ごろ新しい枝の先が急に3本に分かれて伸び,密に茂る。葉は互生し,長楕円形ないし披針形で長さ8~25cm,裏に伏毛がある。秋ごろ,枝の上部葉腋(ようえき)から1~2cmの柄で葉形の苞に包まれた花序のつぼみが点頭する。花序は頭状で30~50個の花からなり,3,4月,葉より早く開く。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のミツマタ(三椏)の言及

【局紙】より

…これは印刷局の3代目局長得能良介が,紙幣や公債証書の偽造防止のうえからも,日本独特の優秀な紙を作りだす必要があると,越前の紙すき職人をよんで印刷局のなかに手すき工場を設立したものである。はじめ,日本独特の原料であるガンピを使って,印刷効果の良い紙をすくことを試みたが,ガンピの栽培が難しく,大量の原料確保が困難なため,類似の繊細な繊維をもつミツマタを原料とした。いろいろの試作の結果,溜(た)めすき法によって紙肌が滑らかで,紙の腰が強く,緻密(ちみつ)な印刷が可能な厚紙を完成し,印刷局にちなんで〈局紙〉の名称が与えられた。…

【土佐紙】より

…なお,現在の伊野町に属する成山に御用紙すきがいて高級紙をすいていた。明治時代に,御用紙すきの出身といわれる吉井源太らは,6枚すきなどの簀桁(すげた)の大型化,大きな紙の乾燥に適した馬毛はけなどの用具の改革や,ガンピ(雁皮),ミツマタ(三椏),コウゾ(楮)による薄紙を中心にした工業用紙をくふうして,高価な輸出紙の販路を開拓した。薄い雁皮紙は謄写版原紙としてそのまま生かされた。…

【三椏紙】より

…ミツマタを原料とする紙。ミツマタはコウゾ(楮),ガンピ(雁皮)と並んで,現代の和紙の代表的な3原料の一つで,ガンピと同じジンチョウゲ科に属する。…

※「ミツマタ(三椏)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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