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ミャンマーと民主化運動

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ミャンマーと民主化運動

最高指導者のネ・ウィン将軍のもとで62年から続いた独裁体制に対し、88年に学生や市民、僧侶らが反政府運動を展開。そのさなかに軍がクーデターを決行し、全権を掌握した軍は反政府運動を武力で鎮圧、多数の死傷者が出た。軍事政権は89年、軍批判を続ける民主化運動指導者アウン・サンスー・チー氏を治安維持法違反で自宅軟禁。翌90年の総選挙では同氏率いる国民民主連盟が圧勝したが、軍政はこの結果を認めず、抗議活動も徹底的に弾圧した。96年に起きた反政府デモにも、大学の全面封鎖という強硬措置。軍政は、ノーベル平和賞を受賞したスー・チー氏や元学生運動家らの拘束や自宅軟禁を繰り返し、民主化勢力への弾圧を続けている。その一方で、軍政は7段階の「民政移管計画」を表明、第1段階とされる新憲法の基本方針を決める国民会議(93年発足)が、9月に14年がかりで終了した。しかし、軍の権力維持のための内容がちりばめられたうえ、今後の日程も明らかにされていない。

(2007-09-27 朝日新聞 朝刊 2総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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