ミュリエル スパーク(英語表記)Muriel Spark

20世紀西洋人名事典 「ミュリエル スパーク」の解説

ミュリエル スパーク
Muriel Spark


1918 -
英国小説家
エジンンバラ生まれ。
19歳の時アフリカに渡り、1944年帰国。第二次大戦中は外務省政治情報部に勤務。その後二つの詩の雑誌編集に携わった後、’51年オブザーバー紙の懸賞短編小説で一等となり、’57年長編「慰めるものたち」で文壇に認められる。「独身者たち」などの多くの長編を発表し、現代英国小説の代表者の一人となる。不気味なユーモアに満ちた残酷な人間把握に特長がある。代表作は「死を忘れるな」(’59年)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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