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ミロス[島] Mílos

世界大百科事典 第2版の解説

ミロス[島]【Mílos】

エーゲ海のキクラデス諸島に属する火山島。古名メロスMēlos。良質の黒曜石を産することで知られる。前7世紀以来彫刻の制作および窯業が盛んに行われ,アルカイク時代のクーロス像,独特の装飾をもつ大型の壺,いわゆる〈メロスのアンフォラ〉,前5世紀に大量につくられた素焼の浮彫板は,ギリシア美術史の中で特異な地位を占めている。1820年に発見されたアフロディテ大理石像,いわゆる《ミロのビーナス》(前2世紀。ルーブル美術館)は,ヘレニズム時代の同島における彫刻活動を伝えるもの。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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