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ムカシウサギ(昔兎) ムカシウサギ

世界大百科事典 第2版の解説

ムカシウサギ【ムカシウサギ(昔兎)】

後肢と耳が非常に短い原始的なウサギ。ウサギ目ウサギ科ムカシウサギ亜科Palaeolaginaeの哺乳類の総称。始新世後期(約4000万年前)に出現し,漸新世から中新世にかけてアジアと北アメリカで栄え,13属が知られたが,鮮新世末に出現し,洪積世に栄えたウサギ亜科のものに生活の場を奪われてほとんど絶滅し,今日ではアマミノクロウサギPentalagus furnessi(英名Ryukyu rabbit)(イラスト),3種のアカウサギPronolagus(英名red rabbit),およびメキシコウサギRomerolagus diazi(英名volcano rabbit)の3属5種が残存するのみである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のムカシウサギ(昔兎)の言及

【ウサギ(兎)】より

…食べた食物は,初めは盲腸を通らず,やわらかい糞の形で排泄されるが,ウサギは肛門に口をつけてこれを再び飲み込み,最大限に消化吸収された後,固い糞が排泄される。 ウサギ目はナキウサギ科とウサギ科に分けられ,ウサギ科はさらにムカシウサギ亜科とウサギ亜科とに分けられる。 ナキウサギ科は原始的な小型のウサギで,外形は齧歯類のモルモットに似る。…

※「ムカシウサギ(昔兎)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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