旺文社世界史事典 三訂版 の解説
ムスタファ=レシト=パシャ
Mustafa Reşit Paşa
オスマン帝国の政治家
1831年外交官となり,駐仏・駐英大使を歴任。1837年パシャの称号を授かり外相となる。1839年,アブデュル=メジト1世即位後,ギュルハネ勅令を起草,タンジマート改革の推進者となる。1846年大宰相に就任,以後5度大宰相をつとめる。クリミア戦争期には外相として英・仏の援助をとりつけ,領土保全に成功した。
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