ムチツノガイ(読み)むちつのがい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムチツノガイ」の意味・わかりやすい解説

ムチツノガイ
むちつのがい
[学] Antalis rhabdotum

軟体動物門掘足綱ゾウゲツノガイ科のツノガイ。相模(さがみ)湾から九州の水深100~600メートルの泥底にすむ。殻長55ミリメートル、殻口径4ミリメートル。殻表は光沢のない灰白色で、約15本の縦肋(じゅうろく)があり、曲がり方は弱い。

[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android