ムヒン文化(読み)むひんぶんか

世界大百科事典(旧版)内のムヒン文化の言及

【イサコボ文化】より

…この期の墓は,ポノマリョボ,ブラツキー・カーメニなどで調査され,丸底で,口縁部に刺突文と斜位の刻みがあり,地文に織布ないし網目の押捺文をもつ土器が出土している。同種の土器は,ザバイカル地方のムヒン文化やチンダント文化,さらにヤクーツク地方のスイアラフ文化など,きわめて広範囲に認められている。オクラドニコフらによると,イサコボ文化の土器がシベリア新石器最初期の土器ということになるが,最近の調査では,イサコボ文化に先行する土器が明らかになりつつある。…

※「ムヒン文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android