ムヤカ(読み)むやか

世界大百科事典(旧版)内のムヤカの言及

【アフリカ文学】より

…マガージーとは〈攻撃〉〈襲撃〉の意)の伝統を汲む多数の詩編があり,アブダッラー・ビン・ナシールAbdallah bin Nasir(1720‐1820),シャイフ・ムーヒ・ルディンShaykh Muhyi ’l‐Din(1778‐1869),ムワナ・クポナMwana Kupona(1810‐60)らが活躍した。イスラム的平和を説くこれら古典文学の伝統はムヤカMuyaka bin Haji(1776‐1840)のごとき個性的存在を介して〈モスクから市場へ〉運び出され,シャーバンに至って近代的な散文体を確立した。ペニナ・ムハンドPenina Muhando(1948‐ ),ケジラハビEuphrase Kezilahabi(1944‐ )ら現存スワヒリ語作家の活躍はシャーバンの功績を無視しては考えられない。…

※「ムヤカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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