ムースジョー(英語表記)Moose Jaw

デジタル大辞泉 「ムースジョー」の意味・読み・例文・類語

ムース‐ジョー(Moose Jaw)

カナダ、サスカチュワン州南部の都市。州都リジャイナの西約70キロメートルに位置する。カナダ太平洋鉄道、トランスカナダハイウエーが通る交通要地周辺は豊かな穀倉地帯で、小麦集散地となっている。製粉業、精肉業などの食品加工業が盛ん。カナダ軍の基地所在

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ムースジョー」の意味・わかりやすい解説

ムース・ジョー
Moose Jaw

カナダ,サスカチェワン州南部の都市。人口3万2132(2006)。カナダ・プレーリーの中心都市の一つで,小麦や肉牛,羊の集散地として知られる。付近では亜麻も栽培される。カナダ・パシフィック鉄道,トランス・カナダ・ハイウェー(大陸横断道路)が通るほか,航空路の要点でもある。製粉,食品加工,製材毛織物などの工業も行われる。近くに炭田褐炭)や硫黄採掘場がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムースジョー」の意味・わかりやすい解説

ムースジョー
Moose Jaw

カナダ,サスカチュワン州南部の都市。州都リジャイナの西約 70kmにあり,カナディアンパシフィック鉄道が通じる。広大なコムギ地帯でその集散地。州内では最も工業化が進み,石油精製,製粉が行われ,食肉加工工場がある。カナダ空軍教育隊の基地もある。人口3万 3593 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android