メルビル島(オーストラリア)(読み)めるびるとう(英語表記)Melville Island

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

メルビル島(オーストラリア)
めるびるとう
Melville Island

オーストラリア北部、ノーザン・テリトリー北端、ダーウィンの北70キロメートルにあるチモール海上の島。狭い海峡を隔てて西のバサースト島にほぼ接する。面積5750平方キロメートル、人口は隣接するバサースト島とあわせて2033(1996)。先住民専用地区に指定されている。北岸林業製材業が行われている。ダーウィンとの間に定期航空路がある。同国北岸最初の入植地で、1824年入植、29年放棄。島名はイギリス海軍大臣名に由来する。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android