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メードストーン メードストーンMaidstone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メードストーン
Maidstone

イギリスイングランド南東端部,ケント県の県都。周辺を含めてメードストーン地区を構成する。メドウェー川に臨み,ロンドンの南東約 60kmにある。ローマ人が建設した道路がこのあたりを通っていたため,メドウェー川の谷にはローマ時代の遺跡が多い。ウィリアム1世による土地調査書『ドゥームズデイ・ブック』(1086)にはカンタベリー大司教の荘園として記されており,ジョン王の治世から宗教改革まで大司教が居を構えていた。16世紀中頃からリンネルや羊毛製品の製造が盛んになったが,その後製紙業が発達し,主産業となっている。ほかに印刷,製菓などの軽工業がある。また周辺の肥沃な農業地帯に産する果実,穀物,ホップなどの集散地で,園芸試験場や大きなビール工場もある。ここで採石される石灰岩は,ローマ時代にはロンドンに運ばれ,中世にはハンプトンコート宮殿イートン・カレッジロンドン塔などの建造に使われた。随筆家ウィリアム・ハズリットの生地。地区面積 394km2。地区人口 13万8959(2001)。都市人口 8万9684(2001)。

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