モアレ像干渉縞(読み)モアレぞうかんしょうじま(英語表記)moiré-image interference fringe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モアレ像干渉縞
モアレぞうかんしょうじま
moiré-image interference fringe

すだれ模様や布目模様を 2枚重ねるときに現れる拡大された複雑な縞模様をモアレ像と呼ぶ。互いに格子定数や方向が少し異なる 2枚の結晶電子顕微鏡像においても同様に格子面のモアレ像干渉縞が現れる。普通は電子顕微鏡の分解能が低いため結晶格子像そのものは現れず,拡大されたモアレ像のみが現れ,転位などの格子欠陥の存在がわかる。2枚の結晶が角度αラジアンだけ互いに回転して重なる場合,モアレ像干渉縞の間隔は d/α(dは結晶格子の面間隔)である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大阪桐蔭高等学校

大阪府大東市にある男女共学の私立高校。1983年、大阪産業大学高等学校(現・大阪産業大学附属高等学校)の分校として設置され、1988年に現名称で独立した。神奈川県横浜市にある桐蔭学園高等学校とは無関係...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android