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モミジアオイ(紅葉葵) モミジアオイHibiscus coccineus; scarlet rose-mallow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モミジアオイ(紅葉葵)
モミジアオイ
Hibiscus coccineus; scarlet rose-mallow

アオイ科の多年草。北アメリカ南東部の低湿地の原産で,明治初期に日本に伝えられ,庭園などで観賞用に栽培される。全株無毛で,茎は数本集って直立し高さ1~2mになる。葉は互生し長い柄をもち,モミジのように掌状に深裂して3~5個の裂片に分れる。裂片は細長くまばらに鋸歯がある。夏に,葉腋に柄のある赤色の大きな花を横向きに開く。萼は5深裂し花弁は5枚で倒卵形,先はとがり基部で互いにくっつく。花弁の基部が細まり,隣接する花弁の間が大きく開くのが特徴である。花が平開するため,中央から出るずい柱 (多数のおしべと1本のめしべが癒着して円柱をつくったもの) が直立するのが目立ち,その頂部はめしべの花柱で5本に分れている。コウショクキ (紅蜀葵) と呼ばれることもあるが,トロロアオイの漢名の黄蜀葵とまぎらわしい。

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