モモトンボ山(読み)モモトンボサン

デジタル大辞泉 「モモトンボ山」の意味・読み・例文・類語

モモトンボ‐さん【モモトンボ山】

Momotombo中央アメリカニカラグア西部の山。標高1258メートル。マナグア湖北西岸にそびえる秀麗な成層火山。たびたび噴火を起こし、17世紀初めに麓の都市レオンが壊滅的な被害を受けた。モモトンボ火山

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「モモトンボ山」の意味・わかりやすい解説

モモトンボ[山]
Volcán Momotombo

ニカラグアの西部,マナグア湖の北西岸にある円錐状の火山。標高1258m。ニカラグアの北西端のコシキナ火山から南東にのびる20余りの火山列にあり,たびたび激しい噴火を繰り返している。1609年の噴火では,その西麓のマナグア湖畔にあった,かつてのレオン市を全滅させた。1905年の噴火ののち,火山活動は静かになり,頂上近くまで樹木が生育している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android