コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヤドリギ科 ヤドリギかLoranthaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヤドリギ科
ヤドリギか
Loranthaceae

双子葉植物ビャクダン目の1科。新旧両大陸の熱帯から温帯にかけて広く分布し,30~50属約 1300種がある。いずれもほかの樹木に寄生しながら,みずからも緑葉をもって光合成を行う半寄生植物である。花は両性または単性で,通常は2,3花が固まって包に抱かれ,属によっては穂状花序となる。個々の花には小さな花被片が数片あり,緑色で目立たないものが多いが,ときに赤色,橙色などのものもある。おしべは花被片と同数で,それに向き合ってつく。果実は球形の液果状,または核果になるものが多い。南半球の属 (PhrygilanthusPsittacanthusなど) には花の美しいものもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤドリギ科
やどりぎか
[学]Loranthaceae

双子葉植物、離弁花類。宿主の幹に寄生する半寄生の常緑低木。葉は厚い革質で鋸歯(きょし)はなく、ときに鱗片(りんぺん)状。花は両性または単性、花床が隆起して基部を包んで萼筒(がくとう)状となり、その縁(へり)に53~56枚の花被(かひ)片がつく。雄しべは花被片と同数で、それと対生の位置につく。子房は下位。果実は液質の萼状筒に包まれて液果状で、外果皮の内面に粘膜があり、ここから出る粘液で果実を宿主の幹に付着させる。熱帯から温帯に36属約1300種あり、日本にはヤドリギ、ヒノキバヤドリギなどが分布する。[山崎 敬]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ヤドリギ科の関連キーワードヒノキバヤドリギ(桧葉宿木)オオバヤドリギ(大葉宿木)檜葉宿木・桧葉宿木マツグミ(松茱萸)ヒノキバヤドリギヤドリギ(宿木)ホザキヤドリギオオバヤドリギビャクダン科宿木・寄生木ミスルトー赤実宿生木檜葉宿生木穂咲宿り木大葉宿生木穂咲宿生木大葉宿り木ハナドリヤドリギマツグミ

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android