コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヤマモモ科 ヤマモモかMyricaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヤマモモ科
ヤマモモか
Myricaceae

双子葉植物クルミ目の1科。熱帯から周極地方まで世界のほぼ全域に分布し,3属約 50種がある。高木または低木で,葉は通常互生し,ときに枝先に輪生状に集る。は単性花で,雌雄異株または同株につく。花序はいわゆる尾状花序で,雌雄花序とも花被のない裸花が多数,密に集る。雄花のおしべは通常4本前後,雌花のめしべは1本で2裂した柱頭がある。果実は小核果であるが,1花序分が集合果となることもある (ヤマモモ〈山桃〉など) 。植物体全体に油点があり香気をもつものが多い。日本では暖地の照葉樹林中にヤマモモが自生し果実は食用となる。また,高地の湿地にはヤチヤナギ (谷地柳) が群生する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤマモモ科
やまももか
[学]Myricaceae

双子葉植物、離弁花類。常緑の高木または低木。葉は互生し、単葉で腺点(せんてん)がある。花は短い穂状花序をなし、単性まれに両性。雄花は1枚の包葉と2枚の小包葉に包まれて数本の雄しべがあるが、多くは小包葉を欠く。雌花は1枚の包葉と2枚の小包葉の中に、1本の雌しべがある。果実は核果または翼果。北半球の熱帯から亜寒帯に広く分布し、3属約50種知られ、日本にはヤマモモ、ヤチヤナギが分布する。[山崎 敬]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ヤマモモ科の関連キーワードヤチヤナギ(谷地柳)コンプトニフィルムヤクシマルリシジミヤマモモ(山桃)コンプトニア夜末毛々也末毛々蝦夷山桃クルミ科カツラ科楊梅皮山崎樹梅渋木楊梅山桃

今日のキーワード

グランピング

「グラマラス(Glamorous)」と「キャンピング(Camping)」を掛け合わせた造語で、ホテル並みの設備やサービスを利用しながら、自然の中で快適に過ごすキャンプのこと。従来型のキャンプとは一線を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android