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ヤラベアム[1世] Jeroboam I

世界大百科事典 第2版の解説

ヤラベアム[1世]【Jeroboam I】

古代イスラエルの北王国を興した王。在位,前926‐前907年。はじめソロモン王の有能な官僚として強制労働の監督を務めていたが,王の政策に批判的となってエジプト第22王朝の創始者シシャク(シェションク)1世のもとに亡命した。ソロモンの死後帰国し,後継者レハベアムに抗して北方10部族を率いて独立,北王国イスラエルの王となる。南王国ユダと終始軍事的に対立,またエルサレムに代わる神殿を造営した。【並木 浩一】

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世界大百科事典内のヤラベアム[1世]の言及

【イスラエル王国】より

…この政策に対する不満が直接の原因となって,ソロモンが死ぬと北方諸部族はダビデ家に背き,北イスラエル王国を建てた。 前928年ころ北イスラエル王国初代の王に選ばれたエフライム族出身のヤラベアム1世は,ダビデ家が支配するエルサレムの神殿に対抗して,ベテルとダンに王国の神殿を建立した。彼がこの両神殿に置いた金の子牛は,本来ヤハウェの足台であったと考えられるが,エルサレム神殿の立場をとる聖書記者は,これを偶像礼拝であるときめつけて非難した。…

※「ヤラベアム[1世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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