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ヤンバルクイナ(山原秧鶏) ヤンバルクイナ Okinawa rail

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世界大百科事典 第2版の解説

ヤンバルクイナ【ヤンバルクイナ(山原秧鶏) Okinawa rail】

ツル目クイナ科の鳥(イラスト)。沖縄本島の特産種で,本島北部の山林に留鳥として生息している。ヤンバルはこの種が発見された本島北部の国頭地方の別名。全長約30cm。頭上および背面は暗オリーブ褐色,顔とのどは黒く,眼の後ろに白斑がある。上胸以下の下面は黒と白の横縞模様で,くちばしと脚は赤い。幼鳥は顔の黒色部や下面の模様が成鳥ほど鮮明でなく,くちばしは黒っぽい。山林や湿地近くの茂みのなかに単独かつがいですみ,ほとんど地上で生活しているが,夜は木の上にとまって眠るといわれている。

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世界大百科事典内のヤンバルクイナ(山原秧鶏)の言及

【遺存種】より

…種ばかりでなく,ファウナ(動物相)やフロラ(植物相),また個体群についても用いられることがある。ふつう沖縄本島のヤンバルクイナや西表(いりおもて)島のイリオモテヤマネコのように,島に孤立化している地理的に分布の狭いものが例にあげられているが,いろいろなカテゴリーのものが含まれている。すなわち,アメリカのバイソンのように,かつては個体数が豊富であったのに少数しか残存していないもの(数量的遺存種),メタセコイアのようにユーラシアの広い地域に分布していたものが,現在は中国四川省の限定された狭い地域にだけ生き残っているもの(地理的遺存種),シャミセンガイのように5億年もの間,ほとんど変化することなく例外的にゆっくりと進化したもの(系統的遺存種),ゾウのようにかつてはたくさんの類縁種があったのに,現在では2種しか存在せず類縁種の数が少なくなったもの(分類的遺存種)などである。…

※「ヤンバルクイナ(山原秧鶏)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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