ヤン シュヴァンクマイエル(英語表記)Jan Švankmajer

現代外国人名録2016 の解説

ヤン シュヴァンクマイエル
Jan Švankmajer

職業・肩書
アニメーション作家,映画監督

国籍
チェコ

生年月日
1934年9月4日

出生地
チェコスロバキア・プラハ(チェコ)

学歴
チェコ国立芸術アカデミー演劇学部人形劇学科

受賞
ベルリン国際映画祭短編映画部門グランプリ〔1982年〕「対話の可能性」

経歴
1950〜54年工業技術学校で舞台デザイン、’54〜58年チェコ国立芸術アカデミーで人形デザインを学ぶ。’58年から劇場やプラハのバランドフ映画撮影所で美術監督として働く。’64年から短編映画の演出を始め、粘土人形、切り絵やオブジェ、コマ撮り特撮など様々なテクニックを用いたアートアニメーションの製作に取り組む。’82年「対話の可能性」がベルリン国際映画祭短編映画部門でグランプリを受賞。共産政権下にあった国内では上映禁止の時代もあったが、国外では高く評価され、アニメーション映画界の代表的作家の一人とされる。’87年「アリス」で長編監督デビュー。他の作品に「ドン・ファン」(’70年)、「アッシャー家の没落」(’81年)、「スターリン主義の終わり」(’90年)、「ファウスト」(’94年)、「悦楽共犯者」(’96年)、「オテサーネク」(2000年)、「Lunacy ルナシー」(2005年)、「サヴァイヴィング・ライフ」(2010年)、「昆虫」(2015年)など。1990年ヤン・シュヴァンクマイエル映画祭開催で来日

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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