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ユヌス・エムレ Yunus Emre

世界大百科事典 第2版の解説

ユヌス・エムレ【Yunus Emre】

?‐1321ころ
トルコの民衆詩人。アナトリア中部サカリヤ川流域で生まれた。アナトリア方言による詩作は彼を嚆矢とする。ベクターシュ教団またはカーディリー教団の指導者タプドゥク・エムレのもとで修道生活を体験し,その作品には神秘主義の色彩が強い。詩形にはペルシア的な音量律とトルコ的な音数律とを併用している。トルコ民衆の生活に根ざした素朴な作風は人々に愛され,トルコ近代文学にも大きな影響を与えた。【小山 皓一郎】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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