コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ユメナマコ(夢海鼠) ユメナマコEnypniastes eximia

世界大百科事典 第2版の解説

ユメナマコ【ユメナマコ(夢海鼠) Enypniastes eximia】

ナマコ綱ウキナマコ科の棘皮(きよくひ)動物。深海中で浮遊する大型のナマコで,駿河湾紀伊水道ニュージーランドの水深300~2000mから採集されている。体長15~20cmで,腹面は扁平,背面は盛り上がって前部の高さは4cmほどになる。生きているときは鮮やかな赤色であるが,捕獲後,時間がたつにつれて色があせ,ところどころにうす赤や緑色の斑点が現れてくる。口は腹面の前端付近にあり,その周囲に20本の触手がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のユメナマコ(夢海鼠)の言及

【ナマコ(海鼠)】より

…ふつうは肉眼で見えないが,イカリナマコの類では,いかり形の骨片の先端が皮膚の外にでていて,これで他物に鉤着(こうちやく)する。一方,深海生のユメナマコには,これらの骨片がまったくない。食道の始部をとり囲んで5~10個の石灰環が並んでいて,この部分を保護している。…

※「ユメナマコ(夢海鼠)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android