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ユーフォニウム[euphonium / Eup] ユーフォニウム

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音楽用語ダスの解説

ユーフォニウム[euphonium / Eup]

ロマン派の作曲家たちが最初に用いた大型の金管楽器は、木管楽器のように側孔を開閉して音階を奏するタイプの楽器であった。1830年頃このような楽器にバルブをつける試みが始まり、最終的にアドルフサックスが現在のユーフォニウムチューバの形を完成させた。ユーフォニウムはその形状、音質とも小型のチューバといってよく、実際テナー・チューバという呼称もある。一般的にはBb管だが、移調楽器としてト音記号で記譜されることもあれば、実音記譜のヘ音記号によることもある。吹奏楽では常設の楽器で、特に行進曲オブリガート旋律には常套的に用いられる。オーケストラ曲では、R.シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」やG.ホルストの「惑星」など、ときに独立したパートを与えられ、そのあたたかい音色と豊富な音量で効果的なソロを聴かせる。しかし一般的には、大型のチューバには演奏の困難な高音のパッセージ(たとえば、ムソルグスキー作曲・ラベル編曲の「展覧会の絵」の第4曲「牛車」)用に、チューバ奏者が持ち換え楽器として使用する。

出典|(株)ヤマハミュージックメディア
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