20世紀西洋人名事典 「ヨセリン・デ・ヨング」の解説
ヨセリン・デ・ヨング
Jan Perrus Benjamin de Josselinn de Jong
1886.3.13 - 1964.11.15
オランダの民族学者。
元・ライデン大学教授。
C.C.ユーレンベックのもとで言語学を研究し、ライデン民族学博物館のアメリカ、アフリカ部に属していた。その後、ライデン大学に移り、1933〜34年東部インドネシアで調査。デュルケーム、モースのフランス社会学の影響を強く受け、独自のオランダ構造主義を確立。’35〜56年ライデン大学教授に就任、ライデン学派の指導者となる。著書に「Lévi-Strauss’s theory on kinship and marriage」等。教授就任講演「民族学的研究領域としてのインドネシア」(’35年)は有名。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報