ヨハネス ヴァールス(英語表記)Johannes Diderik Waals

20世紀西洋人名事典 「ヨハネス ヴァールス」の解説

ヨハネス ヴァールス
Johannes Diderik Waals


1837.11.23 - 1923.3.8
オランダ物理学者
元・アムステルダム大教授。
ライデン生まれ。
本名van der Johannes Diderik Waals。
気体液体の物理的状態を表現した分子間の弱い引力を研究、1873年にファン・デル・ヴァールス方程式を発見した。1910年にノーベル物理学賞を受賞し、また、電離や毛細現象などの熱力学も研究した。著書に、「Over de Continuitent van den gas en vloeistoftoestand」(1873年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android