ヨハン3世(読み)ヨハンさんせい(英語表記)Johan III

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨハン3世」の意味・わかりやすい解説

ヨハン3世
ヨハンさんせい
Johan III

[生]1537.12.21. ステゲボリ城
[没]1592.11.17. ストックホルム
スウェーデン王 (在位 1568~92) 。グスタフ1世の子。 1556年フィンランド公となり,62年ポーランド王の娘と結婚。異母兄エーリック 14世の政策とは異なる独自の外交政策を展開したため,専制的なエーリック衝突,同年監禁され,投獄。 67年出獄後,弟カルル (のちのカルル9世 ) の協力を得てエーリックを追放し,68年王位についた。前王の始めた対デンマーク戦争を終結し,新教旧教融和尽力。息子をポーランド王 (ジグムント3世ワーザ) とすることに成功したが,次の時代のスウェーデンとポーランド対立の原因をつくった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

367日誕生日大事典 「ヨハン3世」の解説

ヨハン3世

生年月日:1537年12月21日
スウェーデン王(在位1568〜92)
1597年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android