ヨモギエダシャク(蓬枝尺)(読み)ヨモギエダシャク(英語表記)Ascotis selenaria

世界大百科事典 第2版の解説

ヨモギエダシャク【ヨモギエダシャク(蓬枝尺) Ascotis selenaria】

目シャクガ科の昆虫。翅の開張3.5~5cm。色彩は変化に富み,体翅とも灰色,灰黄色からかなり黒みがかった個体まである。前・後翅とも横脈上に環状の黒紋があり,外横線は鋸歯状。前翅裏面の翅頂部には黒褐色でかこまれた白紋がある。雄の触角は繊毛状だが,では糸状で毛が生えていない。ヨーロッパ南部からアフリカ,アジアのほとんど全域に分布し,日本では北海道から屋久島まで,全国的にごくふつうに見られる。幼虫淡褐色から暗褐色,あるいは緑色シャクトリムシで,第2腹節の瘤起(りゆうき)がとくに目だつ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

VAR

《video assistant referee》サッカーで、主審・線審のほかに試合を映像で確認する審判員。また、その制度。映像の確認中に検証が必要と判断した場合に無線で主審に伝え、主審はピッチ脇に用...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android