ライ クーダー(英語表記)Ry Cooder

現代外国人名録2016 「ライ クーダー」の解説

ライ クーダー
Ry Cooder

職業・肩書
ギタリスト

国籍
米国

生年月日
1947年3月15日

出生地
カリフォルニア州ロサンゼルス

グループ名
グループ名=ライジング・サンズ〈Rising Sons〉

専門
スライドギター

学歴
リード・カレッジ中退

経歴
3歳の頃からギターを弾き始め16歳でプロとして活動を始める。ブルースに親しみながら、スライド・ギター奏法(ボトルネック奏法)を学ぶ。セッション・ギタリストとしてジュディ・コリンズからローリング・ストーンズまで数多くのレコードに参加した後、1965年タジ・マハールとともにライジング・サンズを結成。’70年にソロ・アーティストとしてアルバムライ・クーダー」を発表してデビュー。ブルースを基盤に、R&Bカントリーなど米国のルーツ音楽への懐の広さを感じさせる作品を次々と発表。さらに、メキシコやハワイ、沖縄などで現地のミュージシャンと交流しながら民族音楽を吸収、作品化した。特に’90年代キューバの老音楽家“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ”を再発見しコンサートを成功させた。また、’80年代には「ボーダー」「ストリート・オブ・ファイヤー」「クロスロード」「パリテキサス」などの映画音楽も手がけた。他のアルバムに「紫の峡谷」(’72年)、「チキン・スキン・ミュージック」(’76年)、「ジャズ」(’78年)、「ゲット・リズム」(’87年)、「カリフォルニア3部作」(2005〜2008年)など。2009年14年ぶり6度目の来日

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ライ クーダー」の解説

ライ クーダー
Ry Cooder


1947.3.15 -
米国のギタリスト。
ロサンジェルス生まれ。
ブルースのレコードを聞き、そこから刺激を受け、ボトルネック・ギターを覚える。1966年タジ・マハールらとグループを結成。キャプテン・ビーフハート、ローリングストーンズのアルバムにも参加し、その名を知られるようになる。’70年デビューアルバムを発表。その後ジャンルを広げ、ブルース、カントリー、ジャズから、ハワイアンやテックスーメックスまでこなし、’80年代から映画音楽も手掛けるようになった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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