ライオネル・ピゴット ジョンソン(英語表記)Lionel Pigot Johnson

20世紀西洋人名事典 の解説

ライオネル・ピゴット ジョンソン
Lionel Pigot Johnson


1867 - 1902
英国詩人,文芸評論家。
ケント生まれ。
オックスフォード大学で学び、1891年ローマ・カトリック教会に転会。イェーツに影響を受けアイルランド文学関心をもち、イェーツらと「詩人ライマーズ・クラブ」を結成し、音楽的で知的な詩と鋭い評論を発表した。生まれつきの病弱で、孤独を愛し、酒に溺れる生活に明け暮れ、泥酔死した。作品にケルト人気質がうかがわれる「詩集」(’95年)のほか論文集「門裡にて」(1911年)、母校への別れのうた「オックスフォード」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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