ライヒエナウ[島](読み)ライヒエナウ

百科事典マイペディア 「ライヒエナウ[島]」の意味・わかりやすい解説

ライヒエナウ[島]【ライヒエナウ】

ドイツ南部の,スイス国境に近い.ボーデン湖に浮かぶ修道院の島。修道院は聖ピルミニウスによって建立され,9世紀から11世紀には大修道院になって学問文化の発信地となった。14世紀には25の修道院を数えて〈修道院の島〉として有名になった。聖堂は,聖母マリアと聖マルコに捧げられたものである。修道院には,初期ロマネスク美術のフレスコ画が残っている。2000年世界文化遺産に登録

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android