ラウル・カストロ政権

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ラウル・カストロ政権

約半世紀にわたってキューバを率いたフィデル・カストロ氏が2006年に病で倒れ、実弟のラウル氏に権限を委譲。ラウル氏は08年に国家評議会議長に就任し、労働者向けの低価格食堂廃止、自営業の許可業種拡大などに踏み切った。11年の共産党大会では、国民全体に富を等しく配分する「平等主義」からの脱却を明文化し、食糧配給制度の廃止や、働きに応じて賃金を増減させる成果主義を盛り込んだ。公務員のリストラや、民間部門の雇用増を進め、同年末には家や自動車の売買も解禁した。

(2012-02-28 朝日新聞 朝刊 1外報)

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