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ラチニ・ユニアニ latini iuniani

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラチニ・ユニアニ
latini iuniani

古代ローマにおいて前 17年または 19年のユニウス・ノルバヌス法によって規定されたラテン人の身分。すなわち正式の手続を踏まず,皇帝アウグスツス (在位前 27~後 14) が制定した法に違犯して解放されたローマ市民の奴隷はローマ市民とはならず,ラテン人の身分におかれる。これは正式でない奴隷解放に法的認可を与えるとともに,その場合の被解放者の身分を低くすることを意図した。ラチニ・ユニアニの財産は,本人が死ぬともとの主人のものとなる。ただし彼が満1歳の嫡出子をもったような場合,ローマ市民権を取得することもできた。ビザンチン (東ローマ) 皇帝のユスチニアヌス1世は 531年ラチニ・ユニアニの身分を廃止した。

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