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ラッド労働党政権誕生 らっどろうどうとうせいけんたんじょう

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知恵蔵2015の解説

ラッド労働党政権誕生

オーストラリアでは2007年11月24日、約3年ぶりとなる連邦議会選挙が実施された。その結果、野党労働党が下院(全150議席)の過半数を制して、4期約12年に及ぶハワード保守連合(自由党国民党)政権の時代に幕が下ろされた。今回の総選挙は、史上最低水準の失業率、財政黒字の達成など、経済運営の実績を掲げて臨んだハワード首相と、イラク駐留のオーストラリア軍部隊の段階的撤退、京都議定書の早期批准など外交政策の転換を公約したケビンラッド労働党党首との一騎打ちの様相を呈していた。06年12月に労働党党首に選出されたラッド氏は、外交官出身で中国問題に精通しているものの、政治家としての経験が少ないとの指摘もあった。しかし、老練なハワードに対して、若さと清廉さを前面に押し出し、また「ブレア英元首相のクローン」と呼ばれるほど、経済政策では保守政権との継続性を強調して、国民の支持を集めた。一方ハワードは、敗北の責任を取って政界引退を表明した。

(竹田いさみ 獨協大学教授 / 永野隆行 獨協大学准教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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