ラッパズイセン(読み)らっぱずいせん

世界大百科事典(旧版)内のラッパズイセンの言及

【スイセン(水仙)】より

…記録に最も古く現れたスイセンは,今から約2000年以前のギリシア人居住者によって作られたと思われるエジプトで発見された花輪のフサザキスイセンと,古代ギリシア時代の詩に現れる紅色または紅覆輪の副花冠のクチベニスイセンN.poeticus L.(イラスト)である。この2種のほかに野生種のおもなものには,副花冠の長いラッパズイセンN.pseudonarcissus L.(イラスト),花被が180゜そり返るナルキッスス・キクラミネウスN.cyclamineus DC.,花がうつむいて咲き花被片のそり返るナルキッスス・トリアンドルスN.triandrus L.,葉が円柱形のキズイセンN.jonquilla L.,副花冠が漏斗状のナルキッスス・ブルボコディウムN.bulbocodium L.などがある。園芸種は1850年ころからさかんに改良され,1954年までに英国王立園芸協会に登録された品種が1万1000余りある。…

※「ラッパズイセン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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