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ラン藻類(藍藻類) らんそうるいblue‐green algae

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世界大百科事典 第2版の解説

らんそうるい【ラン藻類(藍藻類) blue‐green algae】

下等生物の一門。核,ミトコンドリア,葉緑体などの細胞内小器官をもたない単細胞の生物で,バクテリアとともに原核生物として,他の高等な真核生物と区別される。1綱3~5目23科160属約1500の種をもつ。ラン藻類は葉緑体内にクロロフィルaのほかフィコシアニンなどの色素タンパク質を含み,光合成によりラン藻デンプンを生成,貯蔵する。このことから,分類上光合成植物の一門として扱い,ラン色植物と呼ぶこともある。

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世界大百科事典内のラン藻類(藍藻類)の言及

【植物】より

…生物界を動物と植物に二大別するのは,常識の範囲では当然のように思えるが,厳密な区別をしようとするとさまざまな問題がでてくる。かつては生物の世界を動物界と植物界に二大別するのが常識だったが,菌類を第三の界と認識すると,それに対応するのは狭義の動物(後生動物),狭義の植物(陸上植物)ということになり,原生動物や多くの藻類などは原生生物という名でひとまとめにされ,また,これら真核生物に比して,細菌類やラン藻類は原核性で,原核生物と別の群にまとめることができる。そこで,生物の世界を,動物界,植物界,菌界,原生生物界,原核生物界(モネラ界)の5界に大別する5界説が提議され(R.H.ホイッタカー,1969)広く使われているが,これは生物の世界をわかりやすく整理したもので,いわゆる人為分類の体系である。…

※「ラン藻類(藍藻類)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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