ラ・マルセイエーズ
らまるせいえーず
La Marseillaise フランス語
フランスの国歌。フランス革命中、1792年4月に革命戦争が始まったとき、ドイツ国境に近いストラスブール市で、市長の要請により、原名『ライン軍軍歌』として、工兵士官ルージェ・ド・リールが作詩・作曲した。これは南フランスにも伝わり、マルセイユ市からの義勇兵たちが92年の夏にパリに広め、この名が生まれた。95年に国歌となったが、復古王政期や第二帝政下に禁止され、1879年、第三共和政時代にふたたび国歌に制定された。
[山上正太郎]
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「ラ・マルセイエーズ」の意味・わかりやすい解説
ラ・マルセイエーズ
フランスの国歌。1792年オーストリアと戦争の際,ストラスブール駐屯の将校ルージェ・ド・リールRouget de Lisleが作詞・作曲。初め《ライン軍に寄せる闘いの歌》と題したが,マルセイユ義勇軍がパリ入城のとき歌ってからこの名になった。1795年愛国歌となり,1879年正式の国歌に制定された。なお旋律を引用した曲にシューマン《二人の擲弾兵》などがある。
→関連項目国歌|1812年序曲
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ラ・マルセイエーズ
La Marseillaise
フランスの国歌。もともと愛国者の歌で,1795年次いで 1879年にフランス国歌に制定された。 1792年工兵士官 C.ルージェ・ド・リールが作詞,作曲したもので,最初は「ライン方面軍の歌」と名づけられたが,マルセイユの連盟兵がパリでそれを最初に歌ったので,以後『ラ・マルセイエーズ』と呼ばれるようになった。
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ラ・マルセイエーズ
La Marseillaise
フランス国歌。1792年ストラスブールの士官ルージェ・ド・リールが作詩,作曲。「ライン軍軍歌」と名づけられたが,同年夏マルセイユの連盟兵がパリにこれを歌って入ってきたため,この名が生まれた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報